4.VTIとVOO、どちらに投資をする?

3.ETFと投資信託

結論、私は両方保有しています。
VTIとVOOどちらがいいのか?両方投資すべきなのか?投資を始めたばかりのころ、私はけっこう迷いました。そして、いろいろ迷いながら投資をし続けてきた結果、両方保有しています。

しかし、現在はVOOへの新規投資はやめており、VTIへの投資を継続しております。
両社の違いを確認しながら、結論の背景をお伝えしていきます。

①投資対象

VTIは、バーガード・トータル・ストック・マーケットETFの名の通り、米国全体に投資をしています。企業数にするとおよそ3800社が投資対象です。
VOOも、バンガードS&P500ETFの名の通り、S&P500の銘柄が投資対象です。
*S&P500=米国で時価総額の大きい主要500社で構成する時価総額加重平均型の株価指数。銘柄は定期的に見直されます。

およそ3300社、投資対象数に違いがあります。

VTIの方がより分散が効いており、小型株の恩恵も受けることができます。
私は当初、S&Pでよいと思ってVOOに投資をしていました。しかし、より分散されているという点を重視してVTIへの投資にシフトしています。(組み入れ上位銘柄はほぼ同じです)
とはいえ売却益分の税金面を考慮すると、VOOを手放す理由もないので、ホールドをし続けています。

②パフォーマンス

VTIとVOOは、以下のようなチャートになっています。

出典:https://jp.tradingview.com/chart/

小型株の恩恵を受けるためにVTIに投資をしている、と上記で記載しましたがパフォーマンスにほとんど違いはありません。

③経費率・分配金

経費率はVTI、VOOもどちらも0.03%です。
分配金は、VTIが1.38%、VOOが1.41%です。(いずれも、2022年5月4日現在)
こちらについては、どちらに投資をするか決める要因にならないと考えます。分配金が欲しいなら少しでも多い方が良いのでは、という声が聞こえてきそうですが、VTIの分散効果を打ち消すほどの違いではないと考えています。

④1株の価格

個人的にはこの要素が、VTIとVOOのどちらに投資をするかを決定した一番大きな要因です。
2022年5月4日現在、VTIはおよそ$210です。一方、VOOは$380です。およそ、1.8倍の違いがあります。VOOの方が、まとまった金額が必要です。私は、できる限りコンスタントに投資をしていきたいので、小回りが利くVTIを選択することにしました。

以上、まとめると

①どちらに投資をしても、パフォーマンスに違いはない
②VTIの方が、分散がきいている
③VTIの方が単価が安く、購入しやすい

という理由から、VTIへの投資を継続しています。
コツコツと続けて、少しずつ大きくしていけるよう、頑張ります!いや、投資を頑張る皆さん、ともに頑張りましょう^^

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